第6回_エステインターナショナルインタビュー

第6回「今後のアピアランスサポート」

治療中のおしゃれは我慢し、命のほうが大事だと治療優先で頑張る方が多いですし、仕事を休んでいるのだから、休んでいる間は楽しんではいけないのではないかという真面目な方もいらっしゃいます。
一般論としてはそうなることもあるかと思います。
でもおしゃれって特別なことではなくて、我慢しなくても自分らしさを大切に、楽しんでもいいと思います。
気持ちの持ち方で変わってくることもあるので、自分らしさを保ちながら治療していくことを、私たちは応援しています。

ウィッグやつけ眉毛、つけまつげを例にお話いたしましたが、肌が荒れてウィッグをつけられなくなってしまった方は少し良いスカーフを巻いたりしてもいいですし、襟足の髪の毛があるような帽子で過ごしてもいい。落とせるマニュキュアやネイルシールをして爪を綺麗にすることもできます。

あまり言うとハードルが上がってしまって、他の人は動けるのに私は全然動いていないと思われてしまうのも良くないので、その方に必要な情報をピックアップするような形でお伝えすることが前提ですが、実際におしゃれを楽しんでいらっしゃる方の例をご案内することもあります。
治療中にこんなことをしてもいいのだとか、自分も楽しんでもいいのだとか、そういうことを思って生活すると、気持ちが少し違うのかなと。

今は、病院なら病院、美容院なら美容院と、どこか1カ所の情報しかありません。よってこれから、両方を理解して具体的な施術ができる人を増やしていかなければならないと考えています。
いろいろな選択肢をご紹介して、その方の生活の中でどれが必要かというのを公平に選んでいただけるような環境を作っていきたいと思っています。

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