第3回_エステインターナショナルインタビュー

第3回「巡活®マッサージがもたらす良い影響」

イベントでも巡活®マッサージを体験していただいています。

看護師さんの主催する勉強会や、区の主催する子育て支援センターでお母さんたちを対象とした集まりがありますが、そこで顔のケアなどのプログラムを取り入れると、5分で募集が埋まってしまうくらい人気があります。
短い時間なので全てお伝えするのは難しいのですが、でも巡活®マッサージの理論を最初にきちんと説明させていただいてから、実際に自分たちで行って覚えていただいています。
看護師さんは、勤務時間が不規則で、立ち仕事の多いハードな仕事柄のせいか、むくみを感じる、特に夜勤明けは足がパンパンになると聞きます。そういう時に、休憩時間に手軽にできるセルフマッサージを覚えると便利なのではないでしょうか。

さらにはこの巡活®マッサージはゆっくりしたペースで優しく行うので、お母さんが、ご主人にしてあげたりお子さんにしてあげたりして、コミュニケーションをとるのにも有用だと思っています。
例えば、ご主人が疲れているなと思った時に、ちょっとマッサージをするだけでスキンシップになります。
お子さんでしたら、叱ってしまったあとにマッサージを口実にお子さんと接する時間を持つことで、寝る時にはいい雰囲気に戻っていることも。

ゆっくり優しく。

このようなスキンシップを取ることで、虐待とかそういうものの防止につながればと考えます。

もうひとつはやはりお母さん自身にも、巡活®マッサージでセルフケア・セルフエステをする時間を持って、自分の時間を作って欲しいと思います。お母さんが自分を大事にすることで、周りにも優しくなれる。お母さんが元気だったら、家族はみんな幸せなので、お母さんにも満足していだきたいです。

一方、巡活®マッサージは医療でもニーズがあると思っています。

今、大学病院や区の施設で月に4回ほど場所と時間を作っていただき、病気を持つ患者様にハンドマッサージなどの施術を行っています。
例えばがん患者様ですと、リンパ切除を伴う手術療法や放射線治療、薬物療法で、リンパ液の流れが滞ることにより、むくみが起きることがあるといいます。
私は治療についての知識がないので、静脈を流すマッサージを受けることについて、医師から許可をいただいた患者様へのご案内となりますが、このような理由で、足や顔や手足がむくむ、頭もむくんでウィッグがきつくなるという患者様に施術しています。

この際も、周りのご家族の方がむくみのとれる優しいマッサージを覚えて、患者様にやってあげるというのも、とても良いと思います。
患者様に何をしてあげていいかわからない、だからせめてマッサージだけでも覚えようというのは、患者様や寄り添うご家族にとって、気持ちや心の面でも良い影響があるのではないでしょうか。

手を握ってくれるだけで、ちょっとほっとしたりもしますよね。
これこそ手当てなのだと。

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巡活®マッサージ ホームケアの詳細は、こちらのPDFをご覧ください。